ある元エンジニアの回顧録

記載内容は実体験とは限りませんので、ご注意下さい。

ブラック、ハラスメントについて

昨今「○○ハラスメント」と言う言葉が乱用されていますが、結局受けとる側が不快に感じたものはすべてハラスメントと一纏めにされているように思います。

20世紀末のシステム開発業界は、どこもかしこもブラック企業であり、ハラスメントだらけでした。
終電前までのサービス残業、徹夜、休日出勤等は当たり前、「一人前の仕事をしていないのに残業代が出ると思うな」「納期が最優先。人手不足だろうと今あるリソースで何とかしろ」「教えて貰えると思うな、自分で習得しろ」「マニュアルなどない、必要なら自分で作れ」等々、理論ではなく根性で解決を求められるのが当たり前でした。

現在でこそ「働き方改革」「労働基準法」「36協定」等により労働者を保護する動きがあり、労働環境は改善の方向に向かっていますが、その結果、当然メリットとデメリットも生じています。これらについては、また別途記載します。