ある元エンジニアの回顧録

記載内容は実体験とは限りませんので、ご注意下さい。

新型コロナワクチンの接種優先度について

「都府県市町村のトップが余ったワクチンを接種した」
これを責める傾向について、私見を書きます。

責めている大半は、マスコミに踊らされた現在接種対象の方が大半だと思います。

「予約が取れない」「取り方がわからない」等、緊急事態宣言で蓄積してきたストレスもあり、沸点が低くなっている方も多いでしょう。

日本はトップダウン型の組織が多く「捺印の為にリモートワーク出来ない」と言う人を報道番組等で見た方も多いと思います。

トップの承認が無いと動けない、部下に情報共有していない、という事も多いでしょう。

その為、トップから優先的に接種させ、部下が倒れた時に頑張って働いていただく、という選択肢もあると思います。

そもそも、政府が予約方法、優先度の決定を各首長に任せたのが問題です。

1年以上前から、ワクチンを各国が開発しており、接種の準備が必要になる事はわかっていました。その時点で、国が予約システムの開発に着手していなかった。先を見通して準備が出来なかった。これが問題だと思います。

ITに疎い世代が大半の政治家。行動の鈍い与党。優先度を認識せず、足を引っ張る事しか考えておらず、政権交代を期待できない野党。
大阪都構想の方が初期新型コロナ対策より重要だった大阪。

トップダウンなのに、トップに期待できない国。それが現在の日本だと思います。

先進国とし、発展途上国への援助、戦争に直接関与出来ず資金のみ提供、等々。
本当は先進国ではないのに、背伸びした結果借金大国となり、本当に必要な時に自国で使用する資金が無い。

飲食、旅行に片寄った補助金。補助が出ても不満ばかりの業界。
補助が出ず、困窮している職種はそれ以外にもたくさんあります。

「今時の若いのは」
その若いのを育てたのは日本の国民、つまり自分たちです。親の育て方を教師・反面教師にして子供は次の世代を育てます。
自分には責任がないと勘違いしていませんか?

相変わらず脱線が止まらないので、この辺で終わります。